職場が変わって気づきがあった話
この間部署移動したんだけど、すごく心境の変化があった
ゲームの2Dデザイナーはデザインできるだけじゃダメで、
(ゲームエンジンが扱える、エフェクトが作れる、映像が作れる、画面レイアウトができる、UI UX設計ができる…とか)
でも都合よくスキルが身につく仕事が入ってくるわけじゃないから他のスキルは自主的に身につけなきゃダメで、
そういう時いつもは自分で調べて自分でどうにかしてたけど、
(インターネットにはたくさん情報があってどうにかしようと思えばどうにかできるから)
けど新しい概念とか新しいソフトってどうにも自分で調べるだけではうまくいかなくて、
勇気を出して今の職場の人に相談したら、すごい親切に教えてくれた
人に頼るのって自分の弱さを証明することだとか、相手の時間を奪うことだとか思ってたし、相手からの評価下げるくらいなら自分でどうにかしたほうが楽だと思ってたけど、
意外と自分の周りにいてくれる人間って好意的に私の助けになってくれるし、
人を頼る人間が弱いのではなくて、人を頼れる人間が強いのだと思った。
そもそも未経験の私が今の会社に入ったのだって、知り合いを頼ったからであって…
私を今の会社に誘ってくれた人にはめちゃくちゃ感謝してるし、勇気を出して誘いを断らずに頼ったのは本当に偉かったと今頃思った。
あの時人を頼らずにあのまま地元で働いていたであろう私と
頼って今の会社に入った私と比べたら、
どう考えても今の私の方が強者だもの…(スキルとか人脈的な話)
私は元々人を頼るのが苦手で、体調悪いのを親に隠すような子供だったから
今までいた職場がダメだったとかそういうことではないんだけど
なんか今まで勤めてたところってどこも結構カツカツで、みんな自分のことと業務で精一杯という感じだったから、
もしかしたら人を頼れないという特性に拍車がかかっていたのかもしれない。
結構みんなが余裕持って仕事をしている、かついろんなスキル持っている人間がたくさんいる今の職場に来てから
(まあ自分だけじゃどうしようもないというフェーズに来てしまったというのもあるけど)
「もしかしたらここならワンチャン相談できるんじゃないか」と思えて、
自分が人を頼れないのがなぜかについてもちょっと理解できたし、
今までの人生の中で傷ついたこと(あんまりネガティブな感情と向き合いたくないと思っているので原因について深く掘り下げるのはまた今度にしたいが…)が原因で自分も人も信じられなくなっているだけで
もしかしたら意外と周りの人って私の味方になってくれるのでは?と思えるようになった
今までの人生でも、私が相談できないと思い込んでたというか、気づいていなかっただけで、私の力になってくれる人はたくさんいたんだと思います
あと、最近
- ネガティブな感情と向き合いたくない
- 深い関係になりたくない
- 相手に嫌われたくない、見捨てられたくない
- 相手に対して責任を取りたくない(自分のせいにされたくない)
- 自分がコントロールできない人間と付き合いたくない(言葉にしたら最悪だな…)
というのは、多分全部自分が傷つきたくないという回避本能からくるものだったのだという気づきがあった。
だから会社の面談とか苦手だったんだなあ。
この上の3つ、女を傷つける良くない男の行動って感じですよね
だからこういうダメな男の気持ち、私はちょっと解っちゃうんだ…(涙)
あと、
- 人の話聞くときはまず相手のいうことを肯定する、否定しない
- 聞いているというシグナル、相槌をうつ
という今の職場の面談相手がいってた「面談の時のスキル」はすごく大事だと思った。
私のような人種は否定されるのをもっとも恐れているので…
確かに今仲良くしてくれている友達はみんな私を否定せずに受け入れてくれる人ばかりだから、安心して付き合いできるんだろうな、と理解できた 感謝
私も普段からそういうのを大事にしていきたい。
追記
しかし、人に頼らず生きた方が楽だからと思いつつ、
人に頼らないという縛りプレイで自分を追い詰めようとしてるのに気づかず生きてるの、客観的に見て訳わからないな…
自分が我慢してるとか傷ついているということに無頓着というか鈍感というか…
相手の気持ちになって物事を考えろとよく道徳として言われますが、
それよりもまず自分のことを考えられるようになるのが先だなという感じ。
自分の悩みに気づいていない状態で相手に共感できるわけがないのだ…